「ボクは、ある日突然、お坊さんになりました」
本書は、仏教に出会って人生が大きく変わった著者による、悩み多きすべての人に贈る人生の指南書です。
――日々の生活に追われて、将来がやみくもに不安。
――職場や家庭で、自分の居場所が見つけられず寂しい。
――夢もなく、人生をどう生きてよいのか決められない。
暮らしの中で尽きることがないモヤモヤや悩みを抱えている……そんな人にこそ、仏教はあなたに寄り添ってくれます。とはいえ、今の仏教は葬式仏教と言われるほど、一般の人には少し遠いものになっています。
「今さら、仏教なんて役に立つのか? 」と疑問を持つ人も少なくないかもしれません。
しかし、著者は言います。
「宗教とはまったく関係ないビジネスの世界で生きる中で、実生活の悩みや苦しみを、仏教の教えに重ねるクセを身につけたことで、人生が変わった」と。
今も昔も、仏教の教えや偉人について書かれた書籍はたくさんありますが、本書は、仏教をもっと身近に感じてもらうために、少し違った切り口で書かれています。それはちょっと大胆に聞こえるかもしれません。
でも、そんな、わきまえない提案こそ、いまの日本に生きる私たちにピッタリなのです。
■目次
第1章 死について考えてみよう
第2章 人生を変える仏教の教え
第3章 お坊さんになろう
補章 曹洞宗と浄土真宗の僧侶が語る、仏教のこれから
愛葉宣明(あいば・のぶあき)
法名:釈明徳
僧侶、仏陀倶楽部代表、一般社団法人ミス日本酒の代表理事
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校卒業後、20歳で独立起業。中古車販売業、飲食業、美容事業、リサイクル事業、コンサルティング会社を次々に立ち上げる。独立起業から10年後、自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理。ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いを学ぶ。「人は生きているだけで毎日が修行」これが仏教の教えであり、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方"を仏教に見出す。現在は誰でも「得度」できる活動を推進中。
■書籍情報
『人生を変えるのに修行はいらない――わきまえない僧侶のありがたい教え』
著者:愛葉宣明/2021年5月7日発売/四六判並製/本体192ページ
ISBN:9784864943161
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